授業内容Curriculum

履修モデル

機械分野の魅力を伝えられる人になるために

私は、本学の理工学部理工学科機械工学系を卒業し、本大学院の工学研究科へ進学しました。進学した理由は2つ、1つは、学部生時代に学んだ機械加工という分野に強く興味を持っており、より専門性を高めた振動切削加工について研究したいと感じたこと。もう1つは、タイトルでもある「機械分野の魅力を伝えられる人になるために」という自身の目標のためです。この目標に近づくためにも大学院で、少人数で講師の方と言葉を交わし、理解を深めながら講義が進む環境で学ぶことが必要だと判断し、多様な考え方に触れ、機械分野の魅力を伝えることができるようにしていこうと考えました。

これらの理由から、機械加工に関わる講義を中心にした組み方をして、学部生時代に身につけた基礎的な内容よりも先進的な知識、専門分野の知識について学んでいます。中でも機械工学特別講義では、講師の方と話し合いながら講義が進行していくため、会話の中で自身の考えをまとめて相手に伝える経験にもなります。

大学院生活の中では、講義を受けるだけでなくTA(Teaching Assistant)として学部生の授業のサポートを行うのも学びの場の1つです。自身が学部生時代に受けていた講義であったとしても、理解することと教え伝えることの違いについて考えるきっかけとなり、学部生に言葉だけで伝えるにはどうするか、何を考えてもらえるようにすればいいのか、常に指導教員の様子を観察しながら自分なりの工夫をし、試すことができます。

最後に、大学院では講義を受け、TAをこなし、自身の研究を行って、先のことを考えていると時間があっという間に過ぎてしまいます。ですが、目標を持って臨んだ行動から得られる経験は自身に大きな刺激をもたらすものです。様々な選択肢のある中で、大学院について考える参考になったのでしたらうれしく思います。

工学研究科 機械工学専攻 先進加工学コース 三好研究室所属
修士1年生:笠井 祐冶

春期

時限
1時限
2時限 機械加工特論 機能材料学 機械工学特別演習 Ⅰ
3時限
4時限
5時限 ロボット制御工学 機械工学特別研究 Ⅰ
6時限
7時限

秋期

時限
1時限
2時限 材料力学特論 機械工学特別講義 Ⅰ 機械工学特別演習 Ⅱ
3時限
4時限
5時限 機械工学特別講義 A 機械工学特別研究 Ⅱ
6時限
7時限