学系紹介Course

学系主任メッセージ

機械は社会を支え動かす必要不可欠な存在!

スマホやパソコンなどの情報機器、車や飛行機などの乗り物、エアコンや冷蔵庫などの家電、皆さんの身の回りには様々な便利なモノが存在し、何気なく使って過ごしている事かもしれません。ここで、それらのモノをどうやって作り出しているか、更にどのように動作させているか想像できますか?

【誰かが頑張ってモノが作られる】

さすがに「スマホの種」「クルマの種」を畑にまいたら自然に製品が実ってくるとは思っていないでしょうが、それぞれの製品がどのような工程を経て完成品となるか一から説明できる人は少ないと思います。高機能・多機能なモノほど、その作り方は難しく謎めいた存在に映るかもしれません。でも決して魔術師や錬金術師が秘術で便利な製品を作っているわけではなくて、現実のまともな誰かが作っているのです。誰か?その工程の大半で機械エンジニアが活躍してくれています。

【機械エンジニアが足りない】

今、その機械エンジニアが足りなくなってきています。経済産業省が2018年に調査報告した「理工系人材の需給状況について」によると、「5年後技術者が不足すると予想される分野」として、突出して機械工学分野を首位に挙げていました。現在、生成AI利用を筆頭に情報系業務のニーズが盛んに喧伝されていますが、この調査で、通信・ネットワーク、プログラミング分野のニーズの実に倍以上の不足感を伝えたのが機械分野でした。調査当時の予測から現実の時を経て、正にその通りになっています。ここ数年、求人企業との面会から、日本各地の企業が機械エンジニアの取り合いをしている状況を目の当たりにしています。

【高度な情報通信を成立させるのは高度なものづくり力】

情報通信は確かに時代の最先端で現代社会での重要度の高さは揺るぎませんが、「情報を通信する」行為は物理現象を具体化したモノの動作で成り立っています。それらのモノは様々な機械で作ります。目的の行為を担う物理現象を正しく発揮させる材料は?サイズは?温度は?といった条件を見極め、設計し、加工し、組み立てて動作保証する。そんな仕事を機械エンジニアは各地で奮闘しています。

あまり目立たない機械のお仕事ではありますが、無くなると社会が回りません。まさに、社会を支え、時代を動かし、夢をカタチにする仕事が機械工学を学んだ先にあります。国士舘大学 理工学部 理工学科 機械工学系でそのスタートをきってみませんか? 皆さんの活躍の旅路の出発点となれるよう、教職員一同、ハード・ソフト両面を充実させ、愛情あふれる教育・研究活動に励んでいます。

富樫 佐藤 公俊
機械工学系 主任佐藤 公俊サトウ キミトシ 教授

【所属学会】
・Society of Plastic Engineers (2022/10/01 ~ 日本支部企画担当理事)
・プラスチック成形加工学会
日本包装学会
・日本機械学会

【専門分野】
・熱工学
・熱加工

【経歴】
1993/03 : 岐阜大学 工学部 機械工学科 卒業 学士
1993/04~1999/03 : 岐阜大学大学院 工学研究科 生産開発システム工学 博士 修了 博士(工学)
2002/04 ~ 2003/03 : 産業技術総合研究所 ものづくり先端技術研究センター 非常勤研究員/NEDOフェロー
2003/04 ~ 2007/03 : 広島工業大学 工学部 機械システム工学科 講師
2007/04 ~ 2019/03 : 株式会社キャンパスクリエイト 技術開発部 ゼネラルマネージャー
2019/04/01 ~ : 国士舘大学 理工学部 理工学科 准教授
2024/04/01 ~ : 国士舘大学 理工学部 理工学科教授

機械工学系の教育の特色

機械工学系では、「モノつくり」に関する「夢」を実現するために、「将来のモノつくり」をテーマに、教員・職員・設備・システムを充実させ、全力で取り組んでいます。

・機械工学系技術者としての基本知識を習得

機械工学・機械技術者の基本である「熱力学」「流体力学」「材料力学」「機械力学」を習得します。さらに、その中で興味を持った分野について、より高い専門知識を習得することができます。

・「モノつくり」のために必要な表現方法・技術を習得

「モノつくり」においては、自分自身で考えたアイデアを正確に表現し伝えることが大切です。「機械設計製図およびDTPD(Digital Technical Product Documentation)」の授業を通し、「将来のモノつくり」に対応できる機械設計製図の基本技術を習得することができます。

・習得した知識や技術を最大限に活用して新しい価値を提案・実践

得られた知識や技術は、実際に活用することでしっかりと身に付けることができます。課題を設定しそれを解決するプロジェクト型の学習プログラム(PBL, Project Based Learning)である「機械設計製作プロジェクト」の授業を通し、実際の会社で行われている研究開発・製品開発・製造技術開発などと同様の一連の流れを経験し、自分自身で考えたアイデアを実現することに挑戦できます。

・機械工学をベースとした幅広い分野から、自分に合った研究テーマを選択

4年間の集大成として、卒業研究を実施します。現在、機械工学系には様々な研究に取組んでいる8名の教員が在籍しています。機械工学の特定の分野からではなく、幅広い研究分野から、自分に合った研究テーマを成績に応じて選択することができます。

さあ、みなさん!「モノつくり」に関する「夢」を実現するために、第一歩を一緒に踏み出しましょう!